
各種症状
うつ病にかかると様々な症状が出るようになりますが、精神的な落ち込みばかりがうつ病の症状ではありません。うつ病になると常に体が緊張した状態になり、精神的に興奮状態に陥っていることが長くなります。その為に体がこわばり肩こりや頭痛などが出てくるようになります。
普通ならば自動的に睡眠や休息で体の緊張をといて自力で体調を調整できるようになっているのですが、うつ病になってしまうと思ったように睡眠がとれなくなったり、睡眠はとれているけれど精神的に落ち着かず結局眠れていない状態が続くことが多くなっています。ですから体のあちこちに不調が出てきてしまうようになるわけなのです。
精神的な症状では気持ちが沈み込んでしまううつ状態になったり、緊張が振りきれてパニック状態になってしまったりすることがあります。手が震えたり、挙動不審になってしまったり、何もかもが信用できなくなったりすることもあります。これまで楽しかったようなことでも、鬱になってからは楽しく感じられなくなることもあります。
体の痛みだけでなく、精神的な痛みも感じるようになるのがこのうつ病の症状なのです。
様々な症状をそのまま放置していると被害妄想や思い込みがドンドンと強くなってきてしまいます。それが一定のラインを突破してしまうと幻聴や厳格だったり、妄想、または統合失調症等の入院治療と闘病が必要な病気になってしまうことがあります。
そんな状態になれば元通りの生活をするのはほとんど不可能になってしまいますから、本格的に悪化するまえに対策して下さい。